北海道


 白銀の滝


   訪問日


 2016年 8月


詳 細


 北海道 石狩市にある滝です。「しらがねのたき」と読みます。
 「北海道三大秘岬」のひとつとされていた雄冬岬(おふゆみさき)にあります。
 高さは約50mです。春先は雪解け水で水量が増し迫力があるそうです。
 海岸に落ちており、滝前はすぐ日本海となっています。
 1981年の国道開通に合わせ命名されました。

 雄冬岬の北側にある雄冬集落は国道231号線が全通する1981年(昭和56年)まで「陸の孤島」と呼ばれ、
 実質的な交通手段は1日1往復の増毛−雄冬 定期航路のみでした。
 その定期航路も時化による運休が多く孤立することが珍しくなかったそうです。
 国道開通で「陸の孤島」を解消しましたが、冬季は国道が閉鎖されており依然孤立は続いていました。
 完全に解消されたのは国道231号線が全線通年供用可能となった1992年(平成4年)の事です。
 また、北海道で最後に電話回線が自動化された場所でもあります。
 先述の通り「陸の孤島」であった為、海に直接回線を敷設する大規模工事の末、1978年(昭和53年)に自動化が完了しました。


行き方


 石狩市内から国道231号線(オロロンライン)を留萌方面へ行きます。
 雄冬山の西側、石狩市と増毛町の境界付近にある浜益トンネルの増毛方坑口すぐにあります。
 石狩方面からだとトンネルを出てすぐ右側にある為、気がつかず通り過ぎそうになります。
 駐車場はトンネルを出てすぐ右側にあります。






滝名板と。
国道開通記念で命名とあります。








全景。




滝壷は無くすぐ海です。












滝前が波打ち際です。








天気が良く虹が出ていました。




国道の橋から。
奥は滝観賞用の橋。旧道?












海岸に平地は無く切り立った崖下はすぐ海です。
左は石狩方にある浜益トンネルです。




留萌方に雄冬集落があります。




駐車場。
トイレも整備されています。




国道開通記念碑。
国道231号線の完成は日本海沿岸地域の悲願だったようです。








自然が作り出した複雑な海岸線が美しいです。








北海道を周遊する際はぜひ国道231号線ほか「オロロンライン」へ。






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